壁面緑化・駐車場緑化等のメーカー「ダイトウテクノグリーン」

ヘデラ登ハンシステムとは
特許No.4492861号
特許No.6116154号

「ヘデラ登ハンシステム」は、つる植物を用いた壁面緑化システムです。 人工物で覆われた都市では、壁面も大切な緑化空間のひとつです。壁面緑化は屋上緑化と比べ、 面積が確保しやすく容易に緑化が可能なことから、注目を集めています。

また、都市部の自治体では壁面も緑化面積として認められるなど、緑化空間としての位置づけは高まっています。 「ヘデラ登ハンシステム」は、壁面緑化の課題であった『早期被覆』『省メンテナンス』『永続性』の実現に向け、 豊富な実績や経験に基づき開発・改良を重ね、誕生したシステムです。
ヘデラ類などの付着型つる植物を壁面に早期かつ確実に登はんさせるには、吸水保湿性に優れたヤシガラ系マットと立体金網が一体となったつる植物登はん補助資材が必要です。アンカーなどで壁面に固定します。
窓まわりや上端、両サイドなど、つるの伸長方向をコントロールしたい箇所に返し付きの金属板を設置することで、つるを返し剪定管理を低減できます。また、縁取りとして設置することにより、景観も向上します。
雑草の抑制や、土壌の飛散防止効果のあるシート状のマルチングを、植え付け部の地表面に設置します。
マウントキングS
つる植物を確実に生長させるためには、徐々に効く緩効性固形肥料を、十分に施肥する必要があります。
つる植物を早期に登はんさせるには、植栽時に立体金網への誘引結束が必要です。
人工地盤上に植栽する場合や、雨が当たりづらい場所では、自動灌水設備を設置することで、水やりなどの管理を低減できます。
人工地盤上に植栽する場合には、延長方向に連結できる大型プランターが最適です。
植栽基盤は、自然地盤(地面)につなげる構造とすることが、つる植物を永続的に生育させるポイントです。保水性・保肥性・通気性に優れた専用培土を客土することで、人工地盤においてもつる植物を早期かつ確実に生長させることができます。

なぜ、つる植物「ヘデラ」が壁面緑化に適しているのでしょうか?

四季を通して緑の景観を保持し、メンテナンスも省力化できるからです。
ヘデラとは/ウコギ科の常緑つる性植物です。和名を「西洋キヅタ」、英名を「アイビー」といい、グランドカバーやガーデニングなど、日本でも幅広く利用されています。

壁面緑化の一般的な効果

◎修景・景観の向上
◎緑地(緑化)面積の確保※(土地の有効活用)
◎温暖化対策・ヒートアイランドの緩和
◎省エネルギー効果(電気代の節約)
◎照り返しの緩和(輻射熱の低減)
◎空気の浄化作用
◎らくがき・ポスター貼りの防止
◎構造物の保護(耐久性の向上)
◎心理・生理的効果(快適性の向上)
◎宣伝・集客効果

※ 壁面に対する緑地(緑化)面積の換算方法は、各自治体により異なります。

当社システムによる外壁(鋼板)表面温度低減効果

日本緑化工学会誌 第31巻/第1号(2005年)より
外壁から室内への熱流入量が6割減!
壁面緑化補助資材(ツルパワーパネル)設置のみで約15℃、植物が被覆すると約25℃の温度低下が実証されました。この温度差から室内への熱流入量を計算すると、約6割削減されることになります。

壁面緑化の代表的な工法とその特徴

ワイヤー・金網タイプ
巻きつる・巻きひげ型つる植物を使って、壁の下の土からつる植物を登はんさせるタイプです。
基盤造成タイプ
地被植物を使って、壁に土を張り付けて植物を生育させるタイプです。
工法比較表
    登ハンマット+立体金網タイプ
(ヘデラ登ハンシステム)
ワイヤー・金網タイプ 基盤造成タイプ
経済性 設置 ★★★★★ ★★★★★ ★★
管理 ★★★★★ ★★★
初期景観 ★★★ ★★★★★
将来景観 ★★★★★ ★★ ★★★★★
主な用途 省メンテナンスで
全面緑化を求める場所
壁の内側への採光が
必要な場所
イベントなど
主な植物 ヘデラ類、ノウゼンカズラなど フジ、スイカズラなど 草花、セダム、シバ、ササなど

開発背景インタビュー

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