つる植物壁面緑化  ヘデラ登ハンシステム

  〜 Q & A 〜   よくある質問事項
ツルパワーパネル  植栽基盤  つる植物  工法全般・施工  メンテナンス
 1.ツルパワーパネル について
Q 1-1   登ハンマットは、何のためにあるのですか?
A 1-1 登ハンマットは、吸水保湿性に優れた天然ヤシ繊維(長期耐久難燃加工)です。
付着型つる植物が登はんするために必要な部材で、植物で全面が被覆されれば役割を終えるものです。
Q 1-2   登ハンマットの耐久性は?
A 1-2 一般的な壁面では、概ね5年程度です。
つる植物が順調に生長・被覆すると、日光が当たらなくなるため、10年以上経過してもマットは保持されています。
※ 5年以内に全面が緑化されるような植栽基盤の整備や樹種の選択がポイントになります。
Q 1-3   将来、壁のメンテナンスはできますか?
A 1-3 ナットやねじ込み式の固定金具を使用することで、パネル本体を取り外すことができます。
Q 1-4   パネルや植物の重量は?
A 1-4 概ね 10kg/m2 程度になります。
※ パネルの重量は約2.5kg/m2、つる植物(被覆後)の重量は、旺盛に繁茂しても 5〜7kg/m2 程度です。
Q 1-5   壁面への固定方法は?
A 1-5 コンクリートの場合は金属拡張アンカー、ALC(軽量気泡コンクリート)や押出成形セメント板の場合は、プラスチック拡張プラグ+木ねじでの固定が一般的です。
その他、鉄骨組やフェンスに取り付けることも可能です。
Q 1-6   アンカー数は? 壁にアンカーを打たずにできる工法はありますか?
A 1-6 通常、3〜4ヶ所/m2 になります。
上部にワイヤーを張って吊り下げる ツルパワーネット を使用すると、アンカー数を減らすことができます。
Q 1-7   壁がない場所では、どうしたらよいですか?
A 1-7 鉄骨やフェンスを建てれば設置できます。ただし風荷重を考慮した構造にする必要があります。
なお、高さ3m以下の場合は ツルパワーフェンス もあります。
Q 1-8   人が登ってしまうことはありませんか?
A 1-8 人が登りにくい形状ではありますが、さらに立体金網の形状を足が掛かりにくくした 足掛け防止タイプ があります。
Q 1-9   登ハンマットには種子が入っていますか? パネルから植物が生えますか?
A 1-9 パネルは補助資材ですので、マットに種子は入っていませんし、植物が生えてくることはありません。
Q 1-10   植物を下垂させる(上から垂らす)場合にも使用できますか?
A 1-10 つる植物の誘引と擦り切れ防止を目的に、下垂でも使用できます。効率的に下垂させるには、下垂型壁面緑化用部材 ツルキャッチャー をパネルに設置してください。
Q 1-11   立体金網を特殊な色にすることはできますか?
A 1-11 黒色、濃茶色、濃緑色に着色(樹脂コーティング)することができます。
Q 1-12   パネルに吸音効果はありますか?
A 1-12 標準品のパネル自体には吸音効果はほとんどありません。
吸音効果が必要な場合は、吸音材を一体化した 吸音タイプ があります。
  
  最近、パネルの類似品・模倣品が設置されているケースが発生しております。
類似品・模倣品は、品質に問題を抱えている製品が多いようですので、ご注意ください。

詳しくは、類似品にご注意(PDF) を参照願います。
 2.植栽基盤 について
Q 2-1   自然地盤(地面)に植栽する場合、植栽基盤の最小幅は?
A 2-1 壁面緑化する高さにより異なります。
高さ3mの場合でW300mm、高さ5mの場合でW500mm程度は必要です。
Q 2-2   人工地盤の場合、どれくらいの土壌量が必要ですか?
A 2-2 壁面緑化 1m2当たり 50リットル必要といわれています。
ツルパワープランター(断面W500mm×H500mm)の場合、高さ5mまで緑化可能です。
Q 2-3   土がない場所では、どうしたらよいですか?
A 2-3 地面が舗装されている場合は、舗装を撤去して地面に植栽したほうが、プランターを設置するよりも確実な緑化が図れます。
屋上などの場合は、延長方向に連続した植栽基盤となる ツルパワープランター や花壇を設置し、土壌量をしっかりと確保してください。
Q 2-4   プランターや土壌の重量は?
A 2-4 ツルパワープランター (断面W500mm×H500mm)を設置した場合、プランター(7〜14kg/m)と軽量土壌 ツルパワーソイル (約250kg/m)を合わせて、260〜270kg/mです。
※ ツルパワーソイルの湿潤比重:1.0
Q 2-5   建設残土や屋上緑化用の土壌でも育ちますか?
A 2-5 建設残土は、一般的に保水性や保肥力に乏しく、アルカリ性になっているなど、緑化には不向きな場合が多いです。そのため、 ツルパワーソイル への客土入替えをおすすめします。
屋上緑化用土は、積極的な生長を促さない土壌が多いため、腐植や養分の豊富な有機物を十分に加え、生長を促進させる土壌に改良することが必要です。
※ おすすめ土壌改良: 有機無機複合土壌改良材 OH−C を体積比20%混合
なお、プランターに植栽する場合は ツルパワーソイル がおすすめです。
Q 2-6   肥料は、壁面緑化の場合は、グランドカバー(地被)とは異なりますか?
A 2-6 壁面緑化では、1株当たりの被覆面積が大きく、被覆するまでの期間も要するため、長期間効く緩効性固形肥料をグランドカバーよりも多く行なってください。
※ おすすめ肥料:緩効性固形肥料 マウントキングS を、1株に75g (5個)
 3.つる植物 について   (参考:壁面緑化に用いられるつる植物)
Q 3-1   1年間でどれくらい登はん生長しますか?
A 3-1 東京都内で生育条件が良好な場合、ヘデラ・ヘリックスやヘデラ・カナリエンシスは年間1〜2m程度生長します。
ビグノニアなど生長が早い樹種は、年間3〜5m程度生長します。
※ 斑入り種などの園芸品種は、生長が遅い種類が多いため、壁面緑化には不向きです。
Q 3-2   どれくらいの高さまで登はんしますか?
A 3-2 自然地盤(地面)に植栽して、高さ20m以上緑化した実績がありますが、高さ15m程度までがおすすめです。早期に壁面を緑化させたい場合は、さらに壁面の中段や上段にプランターを併用することをおすすめします。
Q 3-3   できるだけ早く緑化を完成させる方法はありますか?
A 3-3 壁面緑化する高さによりますが、生長が早い樹種の混植をおすすめします。また施工時に1〜2m程度生長した長尺もののつる植物を植栽すると、初期の見栄えを良くすることができます。
Q 3-4   下垂させる(上から垂らす)場合でも生長しますか?
A 3-4 下から吹き上げる風の影響に大きく左右されます。
屋上など風が強い条件下では、下垂型壁面緑化用資材 ツルキャッチャー を設置しないとほとんど下垂しません。
Q 3-5   北面や日当たりが良くない場所でも緑化できますか?
A 3-5 樹種にもよりますが、ヘデラ類は半日陰を好みますので、日当たりが良くない場所でも生長します。
Q 3-6   つる植物の付着根が壁(躯体)を傷めたりしませんか?
A 3-6 付着根がひび割れ(クラック)を発生させることはありません。
既にひび割れが存在する場合は、付着根が入り込むことがありますが、肥大してひび割れを拡大させることはありません。
Q 3-7   つる植物の付着根から水や肥料を吸収しますか?
A 3-7 付着根は植物が壁につかまるための根なので、水や肥料は植付け部の土壌に行なってください。
Q 3-8   季節感のある緑化は可能ですか? 花をたくさん咲かせることはできますか?
A 3-8 壁面緑化に用いられるつる植物は、主なものでも20〜30種類あります。日当たりが良い場所において、メンテナンス頻度を多くすれば、華やかな壁面緑化をつくることができます。
 
Q 3-9   在来種(自生種)のつる植物で緑化することは可能ですか?
A 3-9   壁面緑化に用いられるつる植物のうち、主な在来種は10種類ほどあります。ただし、生長が遅い種類や市場性が低い種類などもございますので、ご相談ください。
 4.工法全般・施工 について
Q 4-1   価格について イニシャルコスト(施工費)は?
A 4-1 壁面緑化面積 100m2 以上の概算価格として・・・
自然地盤(地面)に植栽する場合 \20,000〜\38,000/m2です。
人工地盤(プランターなど)に植栽する場合 \40,000〜\60,000/m2です。
Q 4-2   施工業務をやっていますか? 初めてでも施工できますか?
A 4-2 弊社は資材メーカーのため、施工対応は行なっておりません。
初めての方でも施工していただいております。(施工方法は、各部材の施工手引きを参照)
ただし、施工業者をご紹介することもできます。
Q 4-3   パネルを現場で切ったり曲げたりすることはできますか?
A 4-3 壁など取付け物の形状に合わせて、番線カッター(クリッパー)とカッターナイフ等で簡単に加工することができます。
Q 4-4   壁(アンカー部)の防水処理は、どのようにしたらよいですか?
A 4-4 削孔部にシーリング材を充填のうえ、アンカーを打設する方法が一般的です。
Q 4-5   植付けに適した時期、適さない時期はありますか?
A 4-5 適期は 3〜4月です。不適期(7〜8月、12〜1月)に植栽する場合は、必要に応じて寒冷紗などにより養生を行なってください。
Q 4-6   自動潅水設備は必要ですか?
A 4-6 プランターなど人工地盤の場合や、雨が当たらない場所では必須です。
自然地盤(地面)の場合でも、緑化する高さが10mを超える場合は、設置をおすすめします。
 5.メンテナンス について   (参考:壁面緑化 管理者向けメンテナンス手引き)
Q 5-1   価格について メンテナンスコスト(維持管理費)は?
A 5-1 壁面緑化する高さや条件により異なりますが、年間 \1,000〜\3,000/m2 程度です。
Q 5-2   メンテナンス業務をやっていますか?
A 5-2 弊社は資材メーカーのため、メンテナンス対応は行なっておりません。
ただし、サポート対応は可能ですので、お気軽にご相談ください。
Q 5-3   メンテナンスの頻度・内容は?
A 5-3 建物の場合、年1回以上は必要です。(自動潅水のメンテナンスは別途)
作業内容は、つる植物の剪定・誘引、施肥、補助資材の点検などが一般的です。
Q 5-4   高い壁面では、どのような方法でメンテナンスを行なうのですか?
A 5-4 メンテナンス用通路がない場合は、主に高所作業車にて行なわれています。
通路がなく、高所作業車が近づけない場所では、別途ゴンドラ等の設備を検討してください。
Q 5-5   水やりはどのくらい必要ですか?
A 5-5 保水性が高い土壌の場合、降雨が当たる自然地盤(地面)では、無降雨期間が2週間以上(夏季は10日以上)続いたら、たっぷりと散水してください。
自動潅水の場合は、夏季は毎日、冬季は週2回程度が一般的です。潅水量は、季節ごとに、日当たりや緑化面の高さなどを考慮して設定する必要があります。
Q 5-6   緑化部分に虫や病気は発生しますか?
A 5-6 一般的には病虫害に強い樹種をおすすめしていますが、生育環境の悪化や樹勢が衰退すると発生する場合があります。
病虫害の種類によっては時期とともに自然に消滅しますが、種類や状況によっては専門業者による対処が必要です。

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