■つる植物を用いた壁面緑化工法

特許No.4492861号
特許No.6116154号

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 へ  で  ら  と  は  ん  し  す  て  む

ヘデラ登ハンシステム

「ヘデラ登ハンシステム」は、つる植物を用いた壁面緑化システムです。
「壁面緑化」に期待される効果とは
「壁面緑化」の代表的な工法とその特徴
ヘデラ登ハンシステムの「特徴」とは
計画・設計・施工上の留意点
製品バリエーション
壁面緑化に用いられる主なつる植物
Q&A よくある質問事項
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なぜ、常緑のツタ 「ヘデラ」
壁面緑化に適しているのでしょう?
           ↓
四季を通して緑の景観を保持し、メンテナンスも省力化できるからです。
ヘデラとは …
ウコギ科の常緑つる性植物
和名「西洋キヅタ」、英名「アイビー」といい、グランドカバーや園芸などに幅広く利用されています。

壁面緑化においてヘデラ類(常緑のツタ)は、一般的に下垂緑化に用いるとされてきました。しかし、一部壁面では登はん(登攀)もしています。 そこで我々はこれに着目し、ヘデラ類の登はんを促進させる資材を開発しました。 これにより、従来下垂タイプのヘデラ類を、登はん緑化に用いることを可能にしました。
人工物で覆われた都市では、壁面も大切な緑化空間のひとつです。 壁面緑化は屋上緑化に比べ、面積が確保しやすく容易に緑化が可能なことから、注目を集めています。
また、都市部の自治体では壁面も緑化面積として認められるなど、緑化空間としての位置づけは高まっています。
「ヘデラ登ハンシステム」は、壁面緑化の課題であった“早期被覆” “省メンテナンス” “永続性”の実現に向け、豊富な実績と経験に基づき開発・改良を重ね、誕生したシステムです。

h-6-16 壁面緑化
名古屋市千種文化小劇場(ちくさ座)
第3回 屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール

“国土交通大臣賞”

■「壁面緑化」に期待される効果とは
●修景効果(景観の向上) 「景観緑三法」の成立により、人々の景観に対する意識は高まりつつあります。無機質で殺風景な構造物壁面を修景することで、景観を向上させるとともに、景観を阻害するものの遮蔽(目隠し)にも役立ちます。観光地や景勝地では、人工物を緑で覆うことにより、その価値が高まります。
●らくがき・ポスター貼り防止 壁を植物で覆うと、落書きやポスター貼りが困難になり、街の美化につながります。落書き防止塗装などと比較して、効果も長持ちします。
●緑地空間の創出 人工物に囲まれた市街地では、貴重な緑のスペースが生まれます。
●緑地(緑化)面積の確保
 (土地の有効活用)
開発や整備工事に伴う緑地(緑化)面積の規定において、多くの自治体が壁面緑化も緑地・緑化面積(緑化率)として認めています。また「工場立地法」でも、緑地比率に壁面緑化部分が算入できるようになりました。そのため、土地の有効活用に大きく貢献します。
●照り返し防止効果 コンクリートや金属などの壁面を緑化すると、照り返しを抑制し、眩しさによる不快感の解消、輻射熱の低減に役立ちます。
●省エネルギー効果
 (電気代の節約)
建物を植物で覆うことにより、夏季における壁の温度上昇を抑制します。そのため、建物内の冷暖房効率を高め、節電対策(電気代節約)につながります。
PDFファイル壁面緑化による鋼板壁面の温度低減事例 (日本緑化工学会 技術報告)
●温暖化の緩和
 (ヒートアイランド対策)
植物の蒸散作用や、二酸化炭素の固定、輻射熱の低減などにより、ヒートアイランド現象や地球温暖化の緩和に貢献します。
●空気の浄化作用 植物が光合成することにより、二酸化炭素や窒素・硫黄酸化物などの大気汚染物質を低減します。
●構造物の保護
 (耐久性の向上)
直射日光を遮ることで、壁材の急激な温度変化による膨張と圧縮によって生じるひび割れを防ぎ、酸性雨や紫外線の直接の影響からも壁面を保護します。
●心理・生理効果
 (快適性の向上)
無機質な壁面を緑で覆うことにより、人々にうるおいや豊かさ、やすらぎを与えます。
●宣伝・集客効果 話題性や環境配慮によるイメージアップから、宣伝効果や集客効果にもつながります。


■「壁面緑化」の代表的な工法とその特徴
ヘデラ登ハンシステム   ツルパワー
ワイヤー
  ツルパワー
プラス
代表的な
壁面緑化工法
付着型つる植物による 巻つる・巻ひげ型
つる植物による
地被植物などによる
登ハンマット+金網タイプ   ワイヤータイプ
金網タイプ
  基盤造成タイプ
   
経済性
(コスト)
設置 ★★★★★ ★★★★★ ★★
管理 ★★★★★ ★★★
初期景観 ★★★ ★★★★★
将来景観 ★★★★★ ★★ ★★★★★
主な用途 省メンテナンスで全面緑化を求める場所   壁の内側への採光が必要な場所   施工直後から修景が必要な場所、イベントなど
主な植物 ヘデラ類、ビグノニア、
ノウゼンカズラ など
  スイカズラ、ムベ、
アケビ、フジ など
  ウンナンオウバイ、
ハツユキカズラ など

■ヘデラ登ハンシステム「ツルパワーパネル」の特徴

− 登ハンマット(登はん基盤)と立体金網を一体化 −
立体金網
波状の立体金網(ウェーブメッシュ)により、ツル植物の登はんを促進するとともに、強風、積雪などによる植物の剥離落下を防止します。
登ハンマット
吸水保湿性に優れた天然ヤシ繊維(長期耐久難燃加工)を利用した、自然な風合いの登はんマットです。ヘデラ類などの付着型ツル植物の登はんを促進させる基盤材です。
付着型ツル植物の登はん形態
金網に巻きつかず、登ハンマットに付着根を吸着させて登はんします。

1.早期緑化
ヘデラ類の登はん形態に合った、天然素材のヤシ繊維による“登ハンマット”を採用。早期かつ確実な登はんを実現します。

2.省メンテナンス
ヘデラ類では剪定管理がほとんど不要。密で滑らかな常緑の壁面が、ヘデラ類を主体とした壁面緑化の魅力です。

3.低コスト
壁面に基盤を設ける工法に比べ、低コスト(安価)で緑化できます。

4.壁面温度・輻射熱の低減
天然素材のヤシマットにより、設置時から自然な風合いをかもし出し、メッシュのみに比べて壁面温度及び輻射熱を低減します。

PDFファイル壁面緑化による鋼板壁面の温度低減事例 (日本緑化工学会 技術報告)

5.軽量で設置が容易
どのタイプでも1基あたりの重量が軽く、壁への負荷を最小限に抑えられます。人力で搬入および設置が可能です。

ヘデラphoto

●ヘデラヘリックスの
登はん状態

ヘデラphoto

●ノウゼンカズラの
気根の吸着状態

■計画・設計・施工上の留意点
地域の気候、壁面の向き、日当たり、風、及び管理の形態等を考慮し、適切な樹種、土壌(土壌改良)、肥料、潅水設備等まで含めたトータルな提案をおこなっております。お気軽にご相談ください。
ツル伸長防止板

登ハンマット一体型
壁面緑化パネル
壁面緑化システム 人工地盤に植栽する場合
自動潅水設備
連結型プランター
ツル植物専用培土
肥料
マルチング
ツル植物 自然地盤に植栽する場合
ツル植物専用培土
肥料
マルチング
自動潅水設備(必要に応じて)
登ハンマット一体型壁面緑化パネル ツルパワーパネル
ヘデラ類などの付着型ツル植物を壁面に早期かつ確実に登はんさせるには、吸水保湿性に優れたヤシガラ系マットと立体金網が一体となったツル植物登はん補助資材が必要です。
アンカーなどで壁面に直接取り付けるパネルタイプ(登ハンマット一体型壁面緑化パネル)、自立型のトレリスタイプがあります。

ツル植物の樹種選定 壁面緑化に用いられる主なツル植物
樹種は、常緑のヘデラ類を主体とすることで剪定管理を省力化できます。
壁面の高さが3m以上の場合は、ヘデラ類を基本種とし、生長が早い樹種を混植することをおすすめします。
地域の気候、壁面の向き(方角)、日当たり、風、及び管理の形態等のご要望に合わせ、適切な樹種の組合せをご提案しております。お気軽にご相談ください。

連結型プランター ツルパワープランター
小さいプランターでは、数年後に根詰まりを起こし、植物は衰退してしまいます。また乾燥や過湿などによる生育への影響を受けやすくなります。
ツル植物を永続的に生育させるためには、十分な土のボリュームが必要ですので、人工地盤上に植栽する場合は、連結式の大型プランターが必要です。
  PDFファイル大型プランターの形状と通気性がツル植物の根系に及ぼす影響について (日本緑化工学会 技術報告)

ツル植物専用培土(壁面緑化用培土) ツルパワーソイル
植栽基盤は、自然地盤(地面)につなげる構造とすることが、ツル植物を永続的に生育させるポイントです。
造成地や建物まわり等において、ツル植物を早期かつ確実に生長させるためには、保水性・保肥性・通気性に優れたツル植物専用培土が必要です。

土壌改良 腐熟堆肥入り複合土壌改良材 「OH-C」
自然地盤(元地盤)が植物にとって良質土で、かつ壁面緑化対象が高さ3m以下の場合には、客土の替わりに現地土改良でも対応可能です。ツル植物を確実に生育させるためには、高機能・高品質の土壌改良材をお選びください。

肥料
ツル植物を確実に生長させるためには、徐々に効き肥持ちが良い緩効性固形肥料が最適です。

マルチング
ツル植物を確実に活着・生長させるために、雑草防止、乾燥防止、土壌の飛散防止効果のあるマルチング材をお選びください。
PSマルチ ペットボトルをリサイクルした不織布のマルチング資材
パームマルチ 景観を重視したヤシ繊維シートのマルチング資材

自動潅水設備 スマートグリーン潅水システム
人工地盤上に植栽する場合や、雨が当たりづらい場所では、自動潅水設備を設置することで、水やりなどの管理を低減できます。

ツル伸長防止板 ツルパワーガード
ツル植物の伸長を防止したい箇所に取り付ける縁材(見切り材)
返し付きの金属板により、ツル植物の伸長方向をコントロール

対象箇所は、壁面緑化対象域の縁取り、出入口や開口部まわり、窓枠部、換気口まわりなど

誘引結束 ツルサポートテープ
ツル植物を早期に登はんさせるには、
植栽時に補助資材(金網)への誘引結束が必須です。
結束材は、腐食する素材のものを使用し、将来ツルが太くなることを考慮して
ゆるめに結束しましょう。
壁面緑化 成功のポイント!
1.概ね5年以内での全面緑化を目指しましょう
登ハンマットは、付着型ツル植物の登はんを促進させる基盤材であり、ツル植物が全面被覆後は役目を終えます。マットの耐用年数は5年程度ですので、その頃には壁面全体をツル植物で覆わせるよう、植栽基盤の質や位置・ボリューム、肥料、樹種選びなどにも重点を置くことが、壁面緑化を成功させる重要なポイントです。
2.ツルパワーパネルは外壁材と同様に扱いましょう
ツル植物が被覆するまでは、ツルパワーパネルが外壁材や壁の化粧材となります。したがって、設置前に割付図の作成や位置出し(墨出し)を行うと、金網の目合いが揃ってきれいに仕上がります。また、登ハンマットは乾湿により伸縮膨張を繰り返す素材ですので、隣り合うパネルのマットは重ねて仕上げましょう。
Q&A (よくある質問事項) は こちら
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■製品バリエーション/パネルタイプ

構造物に直接取り付けるタイプです。

ツルパワーパネル

  ツルパワーパネル カタログ(PDF)
 

一般名称:登ハンマット一体型壁面緑化パネル
(金網・ヤシ繊維マット併用補助資材、登はんパネル、
金網・マット一体型補助資材)

用途:各種壁面
コンクリート、ALC、中空ブロック、鋼板、フェンス、
防音壁(アルミ吸音板)など
鉄骨組による壁状構造物など

 

型番

有効寸法
(mm)

本体重量
(kg)

備 考

HPJ-1020SUS

1000×2000

約4.2

立体金網 : ステンレス

HPJ-1020

1000×2000

約4.6 立体金網 : 溶融亜鉛メッキ鋼材

HPJMT-1020SUS

1000×2000

約5.9 高耐久タイプ 裏メッシュ付
立体金網 : ステンレス
鉄骨組などの壁状構造物
つる植物を10m以上登はんさせる箇所
※立体金網の形状を、人が足を掛けて登りにくくした「足掛け防止タイプ」もあります。
※パネル背面に吸音材を一体化した「吸音タイプ」もあります。
※立体金網(ウェーブメッシュ)の仕上げを樹脂コーティングすることもできます。
※上記以外の規格(フレーム付き製品など)も製作可能です。詳しくは当社までお問い合わせください。
ツルパワーパネル 参考図面・施工手引き・メンテナンス手引き はこちら      

ガードレール修景用緑化パネル

  ガードレール修景用緑化パネル カタログ(PDF)
 

用途:ガードレール

  GP-200図

型番

寸法(mm)

本体重量(kg)

取付方法

GP-200

2000×636

約2.7

専用フック

GP-108

1080×636

約1.5

専用フック

■製品バリエーション/トレリスタイプ

一般名称:登ハンマット一体型トレリス

フレームにより本体に強度をもたせ、両面を登はんさせることで立体的に緑化させるタイプです。

ウォールトレリス

  ウォールトレリス カタログ(PDF)
 

用途:壁前面の修景など

  WT-1030図

型番

寸法(mm)

本体重量(kg)

取付方法

WT-1030

1000×2950(3000)

約14.5

専用金具とアンカーを使用

WT-1020

1000×1950(2000)

約9.8

専用金具とアンカーを使用

ヘデラ登ハントレリス

  ヘデラ登ハントレリス カタログ(PDF)
 

用途:目隠しフェンス、中央分離帯の修景など

  HT-B図

型番

寸法(mm)

本体重量(kg)

取付方法

HT-A

760×1600(1650)

約11.8

固定金具を使用

HT-B

760×1850(1650)

約13.8

独立基礎を使用

HT-A2

550×1600(1650)

約10.1

固定金具を使用

HT-B2

550×1850(1650)

約10.5

独立基礎を使用
※ ( )内寸法は、地上部からの高さです。
※上記以外の規格品もあります。(詳しくは当社までお問い合わせください。)

■製品バリエーション/フェンスタイプ

一般名称:登ハンマット一体型フェンス
ツルパワープラス ツルパワープラス カタログ(PDF)
  用途:施工直後から修景緑化したい場所や、奥行きスペースが小さい場所の壁面緑化システム
ツルパワーフェンス ツルパワーフェンス カタログ(PDF)
  用途:屋外の機械設備まわりや建物の敷地境界などを対象とした外構用の緑化型目かくしフェンス
KNOXフェンス KNOXフェンス カタログ(PDF)
  用途:道路の歩車道分離柵 (道路緑化フェンス ロードトレリス)
 
緑化型防音ウォール 緑化型防音ウォール カタログ(PDF)
  用途:吸音・遮音機能を必要とし、さらに緑化による景観対策をプラスした防音めかくし塀
 
ヘデラ登ハンフェンス
  用途:道路の歩行者横断防止などを目的とした緑化型防護柵

■オプション材

ツル伸長防止板 ツルパワーガード 連結型プランター ツルパワープランター
ツル植物専用培土 ツルパワーソイル 下垂緑化 ツルキャッチャー(パネル用)
下垂緑化 ツルキャッチャー(直付けタイプ) つる植物結束・誘引材 ツルサポートテープ
■製品仕様

一般名:登はん緑化補助資材(金網・ヤシ繊維マット併用補助資材) (金網・マット一体型補助資材)
材  質:登ハンマット = 天然ヤシ繊維マット(難燃耐候バインダー接合) 濃緑色
     金属部 = ステンレス または 溶融亜鉛メッキ鋼材

●製品仕様は改良のため、予告なく変更する場合があります。
●ご利用に際しては取り付け方法(専用の固定金具など)が各種ありますので、お問合せください。
●その他のサイズも製作可能です。

Q&A (よくある質問事項) は こちら
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工法名でネット検索をかける際は、「ヘデラ登ハンシステム」と正確に打ち込みましょう。(下記の表記はまちがいです。)
ヘデラ登坂システム、ヘデラトハンシステム、ヘデラ登攀システム、登坂パネル

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